せどらーの減少について思う事

マツオのつぶやき

せどらーの減少について思う事

先日、電脳輸出輸入せどらーとしては珍しく店舗を巡回していたのだが、ある違和感を抱いた。
そう、その違和感とは・・・
「うわー、せどりしてる人いねぇ・・・」

数年前なら大抵の店舗でせどらーを見かけたのに今回は全く見かけなかった。
本当に店舗せどらー減ったなぁと、店員さんと会話する中で、1人1点の商品を大量に購入させてもらったのはここだけの話。

コロナ禍で一気に参入してきた楽天ポイントせどらーによる価格競争の激化。
楽天ポイントせどりのスクールに通っていた人に聞くと、大抵の人が全然稼げていないと言う。
ボーナスステージ終了による楽天ポイントの改悪により撤退を余儀なくされた人はどれ程いるのか。

また、一時的に稼げるような環境に甘えていた人達は安易な転売行為に走っていると耳にする。
私自身、方々に迷惑をかけるような転売行為には興味が無いのだが、
税理士から聞くところによるとポケモンカードのリシュリンクやシリアルナンバーの偽造など、
犯罪行為では?と思えるような蛮行が蔓延しているという。
他にも色々あるが、ここに書く価値のないものばかりなので割愛する。

増税による実質賃金の減少や電気代などの生活にかかる費用の高騰で消費が冷え込んでいる。
家電量販店に足を運んでも閑古鳥が鳴いている状況。
買い物を楽しんでいるのは外国人ばかり。

こんな中、日銀が金利を上げてしまうと住宅ローン(75%が変動金利)の金利が上昇して固定費が家計を圧迫することになり、より一層消費は冷え込んでしまうであろう。

今後の展望

逆に言うと、王道のせどりがやり易くなっているとも言える。
・店舗にせどらーがいない
・店舗にお客さんがいない
・つまり、店舗も困っている
消費が冷え込んでいるにもかかわらず、大量に購入してくれるせどらーって大事にされるのでは?
と、勝手に妄想しております。

円の価値がドルに対してどんどんと下がっているので為替で稼ぐのが良いかもですね。
国内で仕入れて海外で売るのがスタンダードの時代がそこまで来ているのかもしれない。

NISAで脳死でSP500やオルカンに投資するのって、円を売ってドルを買う事と同じ意味なので、この円安って実は自分たちで自分たちの首を互いに絞めあっているだけなのかもね。
購入できる口数がどんどんと減っていっているよ。

1ドル100円の時に日本で10000円で買った商品をアメリカで100ドルで売っても利益は0円。
1ドル150円の時に日本で10000円で買った商品をアメリカで100ドルで売ったら利益は5000円。

為替ってすごいよね。