「副業を始めたいけど、何を選べばいいの?」
「おすすめ副業はたくさん出てくるけど、逆にやめた方がいい副業はある?」
「できれば時間を無駄にせず、将来につながる副業を選びたい」
副業を始めようと検索すると、さまざまな情報が出てきます。
ポイ活、アルバイト、アフィリエイト、投資、動画編集、物販など、選択肢はいくらでもあります。
では、この中から何を選べばいいのでしょうか。
最初に伝えておきたいのは、万人にとって「絶対におすすめできない副業」が7つあるわけではないということです。
副業をする目的によって評価は変わります。
たとえば「今月あと3万円必要」という人なら、単発バイトは非常に分かりやすい選択肢です。
一方で「副業を育てて、将来的には会社員以外の収入を大きくしたい」という人の場合、働いた時間だけ収入になる仕事だけを続けるのが最適とは限りません。
僕自身は長年、店舗せどり、電脳せどり、中国輸入、Amazon輸出などの物販に取り組んできました。
その経験も踏まえながら、この記事では「長期的に副収入を育てたい人」という視点から、僕なら優先順位を下げる副業7つを紹介します。
それぞれのメリットも紹介するので、自分の目的と照らし合わせながら読んでみてください。
おすすめしない副業7選
今回取り上げるのは次の7つです。
- ポイントサイト・ポイ活
- アンケートモニター
- 単発アルバイト
- 配達員
- ネットワークビジネス
- FXなど短期投機を「副業」として始めること
- 「簡単に稼げる」を強調する正体不明の副業
元の記事ではアフィリエイトを含めていましたが、今回は外しました。
アフィリエイトは成果が出るまで時間がかかる一方、Webマーケティング、SEO、ライティングなどのスキルを身につけられるため、単純に「おすすめできない副業」と分類するのは適切ではないと考えたからです。
代わりに現在注意したい「簡単に稼げる」とうたう正体不明の副業を追加します。
1.ポイントサイト・ポイ活
ポイントサイトやポイ活は、サービスへの申し込み、買い物、広告利用などによってポイントを獲得し、現金や電子マネーなどへ交換する方法です。
ポイ活のメリット
- スマホだけでも始めやすい
- 特別なスキルが必要ない
- 初期費用をほとんど必要としない
- 普段の買い物でもポイントを貯められる
そのため、僕はポイ活そのものを否定するつもりはありません。
普段使うサービスでポイントを取ることは、家計の節約としても有効です。
なぜ副業としては優先順位が低い?
問題は、「収入を大きくしていく副業」として考えた場合です。
案件には限りがありますし、同じ案件を何度も利用できるとは限りません。
また、ポイ活を何年続けても、それ自体によって商品リサーチや営業、マーケティングなどの能力が大きく伸びるとは限りません。
「月に少し得したい」なら選択肢。
「副業を事業として育てたい」なら、僕なら別の方法にも時間を使います。
2.アンケートモニター
アンケートモニターも、初心者が始めやすい副業としてよく紹介されています。
企業などが実施するアンケートへ回答し、その対価としてポイントや報酬を受け取ります。
アンケートモニターのメリット
- 初期費用がほぼ必要ない
- 特別な経験がなくても始められる
- スマホで取り組める
- 空いた時間を使える
副業を経験したことがなく、「まず自分でお金を得る経験をしてみたい」という目的なら悪くありません。
長期的には時間単価を上げにくい
僕が気になるのはここです。
アンケートへ回答するスピードが2倍になったからといって、報酬単価まで2倍になるとは限りません。
つまり、経験を積むことで自分の時間単価を大きく上げていくのが難しいということです。
副業へ使える時間が1日1〜2時間しかない会社員なら、その限られた時間を何に使うかはかなり重要です。
3.単発アルバイト
単発バイトは、今回紹介する中でも「おすすめしない」と言い切ると誤解が大きい副業です。
短期間で確実に現金収入を得たい人には、むしろ有力な選択肢です。
単発バイトのメリット
- 働いた分の収入が分かりやすい
- 大きな初期投資が必要ない
- 仕事を探しやすい
- すぐに収入を得られる仕事もある
たとえば「来月までに3万円必要」という目的なら、利益が出るか分からないビジネスをゼロから始めるより合理的な場合があります。
独立を目指すなら限界もある
一方で基本的には、
働いた時間 × 時給
で収入が決まります。
収入を2倍にしたいからといって、働く時間を簡単に2倍にはできません。
特に本業がある人は、副業時間を増やしすぎると休息時間が減り、本業にも影響します。
そのため、将来的に副業から独立したい人なら、時間を売る仕事だけではなく、事業として伸ばせる副業にも挑戦する価値があります。
4.配達員
フードデリバリーなどの配達も、比較的始めやすい副業です。
配達員のメリット
- 自分の都合に合わせて働きやすい
- 成果が収入につながるまでが早い
- 複雑なビジネス知識がなくても始めやすい
これも「今すぐ収入を増やしたい」という目的なら、選択肢になります。
働けなくなると収入も止まりやすい
一方で、自分自身が動く必要があります。
副業時間がそのまま収入の上限になりやすく、天候や地域、需要などによっても状況は変わります。
僕自身、店舗せどりで一日店舗を回っただけでも「毎日は無理」と感じることがあります。
本業後に体を使う副業を続けるなら、収入だけでなく体力面まで含めて継続できるかを考えた方がいいでしょう。
5.ネットワークビジネス
ネットワークビジネスは、商品・サービスを販売したり、新たな参加者を紹介したりすることで報酬を得る仕組みです。
ネットワークビジネスという仕組みそのものと違法な詐欺は同じものではありません。
ただ、僕が副業初心者へ積極的におすすめするかと言われると、答えはNOです。
ネットワークビジネスのメリット
- 商品販売や営業を経験できる
- 人とのつながりが広がる場合がある
- 成果によって報酬が増える可能性がある
人間関係を収益化する難しさがある
僕が特に気になるのは、友人・知人との関係です。
家族や友人へ商品やビジネスを紹介することが中心になる場合、断られたり、関係性が変わったりする可能性があります。
また、契約する場合には報酬体系、商品の購入条件、解約条件、在庫負担などを十分確認する必要があります。
「知り合いから誘われたから」という理由だけで判断しないことが大切です。
6.FXなど短期投機を「副業」として始める
FXは為替レートの変動を利用して利益を狙う金融取引です。
ここで重要なのは、FXを「働けば収入が得られる副業」と同じ感覚で考えないことです。
利益が出ることもありますが、当然損失が出ることもあります。
FXの特徴
- 少額から取引できる場合がある
- 平日に長い時間取引できる
- レバレッジを利用できる
しかし、レバレッジは利益だけでなく損失にも影響します。
「本業の給料が少ないからFXで毎月5万円稼ごう」というように、毎月決まった副収入を得る前提で始めるのはおすすめしません。
投資・投機をするのであれば、仕組みとリスクを理解し、生活費ではなく余裕資金で考える必要があります。
7.「簡単に稼げる」を強調する正体不明の副業
今回、元の記事から最も大きく変更した部分です。
2026年現在、特に注意したいのがSNSや広告などから誘導される、
- 「いいね」を押すだけ
- スタンプを送るだけ
- スクリーンショットを撮るだけ
- スマホだけで簡単に高収入
- 誰でもすぐに稼げる
などとうたう副業です。
仕事内容が簡単だから危険なのではありません。
仕事内容や報酬の仕組みがよく分からないまま、お金を要求されるケースに注意が必要です。
国民生活センターでも、簡単なタスクで稼げるとうたって参加者を誘い、その後「高額報酬を得るため」などとして振り込みを求める副業トラブルについて注意喚起しています。
こんな副業には特に注意する
- 仕事内容を聞いても具体的に説明されない
- 「絶対」「誰でも」「簡単」などの表現が多い
- 稼ぐ前に高額な振り込みを要求される
- 借金をして契約するよう勧められる
- すぐに契約するよう急かされる
- SNSから別のメッセージアプリへ誘導される
副業を始めるために費用が必要なケース自体はあります。
物販でも商品を仕入れるには資金が必要です。
大事なのは、何にいくら払うのか、そのお金がどうやって売上につながるのかを自分で説明できることです。
「おすすめしない副業」を避けるより、自分に合う副業を選ぶ
ここまで7つ紹介しました。
でも、副業選びで本当に重要なのは、ネットに書いてあるランキングをそのまま信じることではありません。
自分の目的を先に決めることです。
たとえば、
| 目的 | 考えやすい副業 |
|---|---|
| 今すぐ数万円欲しい | 単発バイト・配達など |
| スキマ時間を少しお金にしたい | ポイ活・アンケートなど |
| Webスキルを身につけたい | ライティング・ブログ・動画編集など |
| 将来的に事業として育てたい | 物販・Webビジネスなど |
このように目的によって答えは変わります。
副業初心者が選ぶときに確認したい5つのポイント
1.どうやってお金が発生するのか説明できるか
これは最重要です。
「なんとなく稼げるらしい」ではなく、
誰が、何に対して、自分へお金を払うのか
を説明できる副業を選びます。
物販なら分かりやすいです。
商品を仕入れ、それより高い価格で販売し、経費を差し引いた金額が利益になります。
2.失敗した場合の最大損失を考える
副業を始める前に、成功したときだけでなく失敗したときも考えます。
たとえば、
- 初期費用はいくらか
- 毎月固定費はいくらか
- 途中でやめられるか
- 在庫を抱えるのか
- 借金が残る可能性はあるか
などです。
初心者ほど、失敗しても立て直せる金額から始めることをおすすめします。
3.時間単価を上げられるか
最初の時給が低いこと自体は問題ではありません。
初心者なのですから当然です。
僕が見るのは、経験を積むことで効率や収入を伸ばせるかです。
同じ1時間でも、半年後、1年後に生み出せる価値が増える副業なら、経験そのものが資産になります。
4.本業と両立できるか
副業を始めた結果、本業で毎日寝不足になってしまっては長続きしません。
副業・兼業については厚生労働省も労働時間や健康管理の重要性を示しています。
「稼げるか」だけではなく、半年、1年続けられる生活になるかも考えてください。
5.その経験が次につながるか
副業を続けた結果、何が自分に残るのか。
僕はここをかなり重視します。
たとえば物販なら、
- 商品リサーチ
- 利益計算
- 価格分析
- 仕入れ
- 在庫管理
- 販売
- 資金繰り
などを経験します。
こうした経験は、扱う商品や販売先が変わっても活用できます。
僕が副業として物販を続けてきた理由
ここまで読むと、
「じゃあ松尾は何をおすすめするの?」
と思う方もいるでしょう。
僕自身が長く続けてきたのは物販です。
店舗せどり、電脳せどり、中国輸入、Amazon輸出など、形を変えながら物販に取り組んできました。
物販の良いところは、利益が発生する仕組みが分かりやすいことです。
たとえば、
5,000円で商品を仕入れる。
Amazonで8,000円で販売する。
そこからAmazonの手数料や送料などを差し引く。
残った金額が利益です。
もちろん「簡単に稼げる」という意味ではありません。
商品が売れないこともあります。
値下がりすることもあります。
仕入れ判断を間違えることもあります。
資金管理も必要です。
でも、なぜ利益が出たのか、なぜ損をしたのかを数字で振り返りやすいという特徴があります。
副業初心者なら小さく物販を経験する方法もある
いきなり何十万円も仕入れる必要はありません。
むしろ最初は、自宅にある不用品を販売してみるのもいいと思います。
実際に、
- 商品写真を撮る
- 説明文を書く
- 価格を決める
- 購入される
- 梱包する
- 発送する
という流れを経験できます。
その上で物販に興味を持ったら、店舗せどりや電脳せどりなどへ進んでいけばいいでしょう。
会社員との相性なら電脳せどりという選択肢もある
僕自身は店舗せどりも電脳せどりも経験しています。
店舗せどりには、実際の商品を見ながら仕入れられる良さがあります。
一方で、本業がある人の場合、
- 店舗へ行く時間がない
- 仕事が終わる頃には店舗が閉まっている
- 休日を一日仕入れに使いたくない
- 近所に仕入れできる店舗が少ない
ということもあります。
そういう人にとっては、ネット上で商品を探せる電脳せどりは選択肢になります。
ただし、ここでも「電脳せどりなら誰でも簡単に稼げる」とは言いません。
商品リサーチや仕入れ判断を覚える必要があります。
大切なのは、楽そうな副業を探すことではなく、自分が継続して改善できる副業を選ぶことです。
まとめ|「楽そう」ではなく目的から副業を選ぼう
今回紹介した、長期的な副収入づくりという視点で僕が優先順位を下げる副業は次の7つです。
- ポイントサイト・ポイ活
- アンケートモニター
- 単発アルバイト
- 配達員
- ネットワークビジネス
- FXなど短期投機を副業感覚で始めること
- 「簡単に稼げる」を強調する正体不明の副業
ただし、ポイントサイトや単発バイトなどが「悪い」という意味ではありません。
今すぐ収入が必要なのか。
スキマ時間を活用したいのか。
スキルを身につけたいのか。
将来的に副業から独立したいのか。
目的によって選ぶべき副業は変わります。
そして、副業を探しているときほど、
「誰でも簡単」
「スマホだけで高収入」
「絶対稼げる」
といった強い言葉に踊らされないようにしてください。
収益が生まれる仕組みを自分で理解できて、失敗しても立て直せる範囲から始める。
これが副業初心者には大切だと思います。
副業として電脳せどりを検討している方へ
「本業を続けながら、自宅でできる副業を始めたい」
「単発収入だけでなく、自分で利益を作る力を身につけたい」
「電脳せどりに興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」
という方へ、LINEでも電脳せどりや仕入れ判断について情報を発信しています。
副業として物販を始めてみたい方は活用してください。

