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Amazon自己発送の要件が変わる|2026年11月9日のOTDR97%基準と自動化の免除

Amazon自己発送の新ルール、期日内配送率97%と免除条件を伝える文字のアイキャッチ

Amazon日本の自己発送(FBM)では、2026年11月9日から、配送所要日数を手動で設定する対象注文について、期日内配送率(OTDR)97%以上の維持が必要になると案内されています。一方、自動化で管理される注文では、出荷作業日数の自動設定(AHT)が出荷遅延率(LSR)、配送設定の自動化(SSA)が期日内配送率の目標免除に関係します。

ただし、すべての自己発送注文や、すべてのパフォーマンス要件が一括で免除されるわけではありません。何を自動化しているか、どの注文が対象か、マケプレプライムに参加しているかを分けて確認する必要があります。

本記事は2026年10月5日時点で確認したAmazon日本向けの受信案内をもとに、変更予定と準備手順を整理しています。新要件の詳細は受信案内を一次情報としており、公開ヘルプ全文との照合はできていません。設定の展開は段階的なため、実際の適用条件はご自身のセラーセントラルの最新案内も確認してください。

まずは自分の設定がどの条件に当たるかを確認しましょう。手動設定と自動化が混在していて整理しづらい場合は、現在の発送方法をもとに相談できます。

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変更日は10月20日と11月9日。準備を分けて考える

今回の案内には二つの日付があります。11月の基準変更だけを見ていると、それより先に出荷作業日数の設定が変わることを見落とします。

開始予定日 変更内容 出品者が確認すること
2026年10月20日 出荷作業日数・配送所要日数の設定で、自動化をデフォルトとする仕組みを段階的に展開 AHTとSSAの有効状態、対象SKU・配送パターン
2026年10月20日 アカウントのデフォルト出荷作業日数を当日または翌営業日の二つに変更。現在2日の設定は翌営業日へ変更 2営業日以上必要なSKUを個別に確認
2026年11月9日 手動の配送所要日数を使う対象FBM注文でOTDR97%以上が必要。自動化による指標目標の免除を適用 自動化の対象注文と手動運用の注文を分けて管理

「10月20日に全アカウントの表示が同時に切り替わる」「11月9日までは何も確認しなくてよい」とは考えないでください。切り替え前の設定を控え、開始予定日以降に実際の表示を再確認するのが確実です。

LSRは出荷、OTDRは到着。AHTとSSAの役割も違う

出荷作業日数は、注文後に商品を準備して出荷するまでの時間です。配送所要日数は、出荷後に配送会社が購入者へ届けるまでの時間です。この二つをまとめて「発送日数」と考えると、対策する場所を間違えます。

  • LSR(出荷遅延率):出荷予定日を過ぎて出荷通知した注文の割合。発送準備や通知の運用に関わる指標です。
  • OTDR(期日内配送率):お届け予定日までに配達された注文の割合。出荷後の輸送も関わる指標です。

予定どおり出荷しても、到着が遅れることはあります。逆に、AHTだけを有効にしても、手動の配送所要日数を使う注文のOTDRまで自動的に免除されるとは読めません。

設定・サービス 受信案内で示された目標免除 確認点
AHT:出荷作業日数の自動設定 AHTで管理される注文のLSR SSAによるOTDRの免除とは別に確認
SSA:配送設定の自動化 SSAで管理される注文のOTDR 実際に使う配送会社・サービスとの一致を確認
マーケットプレイス配送サービス/Easy Ship これらを使用して出荷された注文のOTDR LSRも同時に免除されるとは案内されていない
マケプレプライム プログラム独自の要件は免除されない プログラムレベルのOTDRなどを引き続き確認

判断する単位は「自分は自動化を使っているか」だけでなく、その注文が該当する仕組みで管理されているかです。複数の配送パターンを使う場合、ひとつでSSAを設定したことだけで全注文の適用対象と決めつけないようにします。

デフォルトが2日なら、翌営業日への変更を先に確認する

副業で自己発送をしている方にとって、影響が大きいのはアカウントのデフォルト日数です。受信案内では、10月20日から当日の営業日と翌営業日の二つになり、現在のデフォルトが2日の場合は翌営業日に変更されます。

すべての商品を翌営業日に準備できるなら問題は小さくても、大型品、梱包に手間がかかる中古品、別の場所に保管している商品などは確認が必要です。デフォルトを短くしただけで、実際の作業が速くなるわけではありません。

特定のSKUに2営業日以上が必要な場合は、案内にあるSKUレベルの設定、またはAHTを検討します。SKUごとの日数とAHTの関係は、現在の画面・ヘルプで確認してください。個別設定を入力すれば、自動化中でも必ずその日数が優先されるとは断定できません。

Amazon担当者による商品ごとの出荷作業日数設定の説明では、在庫管理から対象商品の詳細を編集する方法が案内されています。表示項目が異なる場合は、案内メール内の公式ヘルプから確認しましょう。

実際の相談から考える、免除と発送責任の違い

以前の相談では、不在中に自己発送の注文が入り、設定した期限までに発送できないと気づいたケースがありました。遅延率の数字が気になり、商品を動かせない状況でも出荷通知だけ先に送るべきか迷っていました。

この相談で松尾が先に案内したのは、購入者への連絡です。発送が遅れる事情と発送可能な時期を伝え、待つことが難しい場合の対応を相談するよう促しました。数字を見る前に、購入者が何を待っているのかを確認する判断です。

今回の変更で特定の指標目標が免除されても、商品を梱包して引き渡す仕事は残ります。購入者への説明、正確な追跡情報、返品や問い合わせ対応まで不要になるとは案内されていません。

松尾が今回重視するのは、免除の有無より先に「実際に発送できる日」と「画面で約束している日」を合わせることです。理由は、指標の条件だけを整えても、商品が届かない問題は解決しないからです。発送前の通知で帳尻を合わせず、実際の出荷に合わせて処理してください。

間に合わない注文がすでにある場合の連絡と対応は、Amazon自己発送で出荷予定日に間に合わないときの対応で確認できます。

翌営業日に出せる商品と、準備に時間がかかる商品を分けてみましょう。設定を一括で変える前に、梱包・保管・集荷のどこに時間がかかるかを整理すると判断しやすくなります。

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変更前後に進める6つの確認手順

1.現在の設定を保存する

AHTの有効状態、デフォルト出荷作業日数、配送パターンごとのSSA、実際に利用する配送方法を記録します。変更前の画面を保存しておけば、自動展開後にどこが変わったか確認できます。注文情報や住所を含む画像を公開する必要はありません。

2.翌営業日に出荷できないSKUを抽出する

通常日だけでなく、本業が忙しい日、集荷が早い日、資材が足りない場合も考えます。時間が必要な商品はSKU単位で確認し、個別日数やAHTの運用が実際の作業と合うか見ます。

3.AHTとSSAを別々に確認する

AHTを有効にしたからSSAも設定済みと思い込まず、それぞれの画面で状態を確認します。SSAでは発送元、配送会社、サービスの組み合わせが実際と一致するか見ます。保存後は対象SKUへの配送パターンの割り当ても確認してください。

4.自動化対象外の注文を把握する

手動の配送所要日数を残す商品があるなら、11月9日以降のOTDR97%以上を意識して運用を見直します。マケプレプライムの注文は別途プログラム要件を確認します。対象外の判断が曖昧なら、配送パターンと注文の状況を添えてサポートへ確認します。

5.10月20日以降、表示と新しい注文を再確認する

設定画面だけでなく、商品ページのお届け予定日と新しく入った注文の出荷期限を見ます。保存操作をしただけで安心せず、実際の注文へどう反映されたかを確認します。既存注文の期限まで変更されると自己判断しないでください。

6.11月9日以降、健全性と警告を継続確認する

案内にあるアカウント健全性ダッシュボードで指標と通知を確認します。手動設定の対象注文で基準を下回った場合は、警告内容と改善期限を読み、原因を配送方法・地域・出荷作業に分けて直します。

配送パターン全体の設計はAmazon自己発送の配送パターン設定、不在が決まっている場合はAmazon出品を一時休止する方法も参考になります。

手動設定でOTDR97%を下回るとどうなる?

受信案内では、11月9日以降、対象のFBM注文で97%以上を維持できない場合に警告を出し、改善の時間を提供するとされています。改善が見られない場合は、個別の出品情報の無効化からFBM商品の出品機能の制限まで、措置が行われる可能性があります。

「1件遅れたら必ず即停止」「自動化をオンにすれば過去の警告が消える」といった扱いは、この案内では示されていません。評価期間、対象注文、警告の内容は最新画面で確認してください。

よくある質問

AHTだけ使えばLSRもOTDRも免除されますか?

案内ではAHTはLSR、SSAはOTDRに対応しています。二つを同じ機能として扱わず、それぞれの有効状態と対象注文を確認してください。

自動化ツールは追加料金がかかりますか?

今回の案内では無料の自動化ツールと説明されています。ただし、配送サービスの利用料や実際の送料まで無料になるという意味ではありません。

マケプレ配送やEasy Shipを使えば、すべての指標が免除されますか?

案内で対象外とされているのは、それらで出荷された注文のOTDRです。LSRや他の要件まで一括で免除されるとは説明されていません。

マケプレプライムもOTDRを気にしなくてよくなりますか?

いいえ。プログラムレベルの期日内配送率など、マケプレプライム独自のパフォーマンス要件は自動化を利用しても残ります。

まとめ:まずデフォルト日数、その次に注文ごとの免除条件

最初に確認したいのは、10月20日から変更予定のデフォルト出荷作業日数です。2営業日以上必要な商品を見つけ、AHT・SKU設定が作業に合うか確認します。そのうえで、11月9日からのOTDR97%基準と、AHT・SSAそれぞれの免除対象を分けて把握しましょう。

自動化は、手動設定の負担を減らすための仕組みです。商品を安全に発送し、購入者に届くまで状況を説明できる運用と組み合わせることが、自己発送を続ける土台になります。

今回の変更を、自分の発送手順に落とし込みたい方へ。日数設定だけでなく、商品ごとの準備時間や不在時の対応まで整理したい場合は、LINEからご相談ください。

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参照した案内・公式ヘルプ

変更日・免除条件・97%基準は、2026年10月5日に本記事制作で確認したAmazon日本の出品者向け受信案内を出典としています。メール全文や個別の追跡リンクは掲載せず、メールで案内された公式ヘルプの通常URLを記載しています。ヘルプの閲覧にはログインが必要な場合があります。

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