電脳せどりでワイヤレス機器を仕入れる前に|技適・PSE・Amazon書類審査の8つの確認

電脳せどりでワイヤレス機器の技適・PSEを確認する 電脳せどり

電脳せどりでワイヤレスイヤホンやスマートウォッチを見つけると、価格差や回転だけで仕入れを判断しがちです。しかし、Bluetoothや無線LANを使う商品には技適、充電器や電源部分にはPSEが関係することがあり、Amazonから販売継続のための書類提出を求められる場合があります。

結論から言えば、ワイヤレス機器は「いま出品できるか」だけでなく、「求められたときに適合を説明できるか」まで確認してから仕入れるべきです。マークが見えるだけで十分とは限らず、ASINと型番、製造・輸入事業者、銘板、証明書のつながりが重要になります。

仕入れ候補の確認項目を自分の作業へ落とし込みたい方は、記事を読みながら一度チェック表を作ってみてください。判断に迷う場合はLINEでも相談できます。

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技適とPSEは何を確認する制度なのか

技適は、電波を利用する機器が日本の技術基準に適合していることを示す仕組みです。BluetoothやWi-Fiを使うイヤホン、ヘッドセット、スマートウォッチ、送信機などは確認対象になり得ます。

PSEは電気用品安全法に基づく表示です。すべてのバッテリー搭載商品へ一律に必要という意味ではありませんが、ACアダプター、モバイルバッテリーなど対象となる電気用品は、必要な表示や手続きを満たさなければ販売できません。付属品だけが対象になる場合もあるため、本体だけ見て終わらせないことが大切です。

経済産業省は、インターネット販売でもPSマーク対象品には必要な表示が求められると案内しています。Amazonもスマートウォッチなどについて、技適・PSEに関する書類や、マークと事業者名などが読める銘板画像を求めています。最新要件はAmazonのスマートウォッチに関する公式ポリシーと、経済産業省の電気用品安全法ページで確認してください。

実際の相談で起きたこと

実際の相談では、スマートウォッチを複数仕入れたあと、Amazonから商品安全性に関する書類を提出するよう連絡が届いた例がありました。販売を続けるには、対象ASIN、製造・輸入事業者、技適やPSEに関する資料などが必要でした。

別の相談では、ワイヤレスイヤホンについて同様の審査案内が届きました。相談者は家電量販店などから完成品を仕入れる再販者であり、製造者や輸入者が保有する技術資料を自力でそろえることが難しい状況でした。

ここで松尾が重視したのは、提出期限まで売り切れるかという期待ではなく、書類をそろえられない商品の追加仕入れを止め、いまある在庫の出口を早く整理することでした。出品画面が開いていることと、継続販売できる根拠があることは別だからです。

なお、過去の相談当時と現在ではAmazonの画面や要求書類が変わっている可能性があります。過去に通った対応をそのまま再現せず、届いた通知と現在の公式ページを基準にしてください。

仕入れ前に行う8つの確認

1. 無線機能と電源構成を確認する

商品名だけで判断せず、Bluetooth、Wi-Fi、NFCなどの無線機能があるか、ACアダプターや充電ケース、モバイルバッテリーが付属するかを確認します。付属品も販売セットの一部です。

2. 型番・JAN・ASINを一致させる

同じシリーズでも、国内向けと海外向け、付属品違い、型番末尾違いがあります。Amazonカタログと仕入れ先の型番・JANが一致しているかは、型番・JAN・ASINの照合手順も参考にしてください。

3. 銘板とマークを実物画像で確認する

商品ページの説明文に「技適取得済み」「PSE対応」とあるだけで終わらせず、商品本体や付属品の銘板画像を見ます。マーク、届出事業者名、型番、定格などが判読できるかを確認します。画像がない場合は仕入れ先へ問い合わせます。

4. 製造者・輸入事業者を確認する

ブランド名と、法令上の製造・輸入事業者が同じとは限りません。誰が日本向け商品の適合責任を担っているのか、国内正規流通品なのかを確認します。販売元が不明瞭なサイトは、価格が安くても避けた方が安全です。仕入れ先そのものの確認には偽サイトを見分けるチェック項目も役立ちます。

5. Amazonのカテゴリ別要件を確認する

Amazonは商品群ごとに提出情報を定めることがあります。スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、トランスミッターなどは、対象ページに必要書類が掲載されています。審査が今出ていないASINでも、あとから確認対象になる可能性を前提にします。

6. 書類の入手先を仕入れ前に決める

必要になったらメーカーへ聞けばよい、と考えるのは危険です。技術基準適合証明書、届出情報、検査記録などは、一般の再販者へ提供されないことがあります。仕入れ先が資料を出せるのか、メーカー窓口へ確認できるのかを先に調べます。

利益商品を見つけたあと、どこまで確認すれば購入してよいか迷う方は、確認順を一緒に整理できます。

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7. 書類を出せない場合の出口を決める

追加仕入れを止める、仕入れ先へ返品できるか確認する、Amazon以外でも法令と販路規約を満たして販売できるか確認する、といった出口を決めます。法令上の問題が疑われる商品を、販路だけ変えて売ればよいわけではありません。

8. 商品ごとに証拠フォルダを作る

商品ページ、型番、JAN、銘板画像、仕入れ書類、メーカー回答、Amazonからの通知を商品ごとにまとめます。提出を求められてから過去のページを探すと、商品情報が更新・削除されていることがあります。仕入れ時点で保存するのが確実です。

Amazonから書類提出の連絡が来たときの順番

  1. 通知が本物か、セラーセントラル内でも確認する
  2. 対象ASINと提出期限を一覧にする
  3. 該当在庫と発注済み数量を確認する
  4. 同じ商品の追加仕入れをいったん止める
  5. 通知に書かれた必要書類を公式ページと照合する
  6. メーカーまたは国内輸入事業者へ資料提供の可否を確認する
  7. 真正な書類だけを、指定方法とファイル名で提出する
  8. 提出できない在庫は返品・返送などの出口を検討する

書類を加工してつじつまを合わせたり、別型番の資料を流用したりしてはいけません。Amazonは正規かつ未修正の書類を求めており、誤った提出は一つの商品ではなくアカウント全体の問題になります。

よくある質問

商品ページに技適マークの写真があれば仕入れて大丈夫ですか?

写真だけで十分とは限りません。仕入れる実物と同じ型番か、証明書や製造・輸入事業者の情報とつながるかを確認してください。

国内の有名量販店から仕入れれば書類審査も通りますか?

正規流通品である可能性は高まりますが、Amazonが求める技術資料を小売店が発行できるとは限りません。購入証明とコンプライアンス書類は別物です。

通知が来るまでは仕入れを続けてもよいですか?

通知の有無だけを基準にしない方が安全です。対象となり得る商品は、仕入れ前に法令表示と書類の入手可能性を確認してください。

まとめ

ワイヤレス機器の仕入れでは、利益、回転、出品可否に加えて、技適・PSE・Amazonの書類要件を確認する必要があります。重要なのは、マークを見つけることではなく、商品、型番、事業者、証明書がつながっているかを説明できることです。

書類を用意できない可能性が高いなら、仕入れない判断も立派な利益管理です。売れなくなった在庫の損失だけでなく、確認や返送に使う時間まで含めて判断しましょう。

仕入れ基準を整え、確認漏れによる在庫リスクを減らしたい方はLINEから相談してください。

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