せどりの出品作業を効率化する方法|仕入れた商品をためない7つの仕組み

せどりノウハウ

せどりでは、利益商品を見つけて仕入れただけでは売上になりません。

検品、商品登録、価格設定、梱包、FBA納品または自己発送の準備まで終わり、商品が販売可能な状態になって初めて売上につながります。

ところが、仕入れに集中するあまり、商品が自宅や事務所に積み上がってしまう方は少なくありません。

出品作業を効率化するポイントは、作業スピードだけではなく、仕入れから販売までを止めない仕組みを作ることです。

この記事では、せどりの出品作業が終わらない原因と、未出品の商品をためないための7つの仕組みを解説します。

仕入れた商品は、出品するまで売上を生まない

仕入れ時点で利益が見込める商品でも、出品しなければ販売機会は生まれません。

未出品の期間が長くなると、次のような問題が起こります。

  • 販売価格や出品者数が変わる
  • 季節商品の需要期を逃す
  • 仕入れ資金を回収できない
  • 保管場所が圧迫される
  • どの商品をどの価格で仕入れたか分からなくなる
  • 出品規制や商品状態の問題に気づくのが遅れる

仕入れ判断が正しくても、出品が遅れれば当初の販売計画どおりに進まない可能性があります。

せどりの出品作業がたまる主な原因

仕入れを優先しすぎている

利益商品を見つける作業は成果を感じやすいため、検品や商品登録より仕入れを優先しがちです。

しかし、仕入れを続けるほど未出品商品が増えているなら、一度仕入れを止めて販売までの工程を完了させる必要があります。

一商品ずつすべての工程を行っている

一商品ごとに、検品、撮影、登録、梱包、ラベル印刷まで行うと、道具や画面を何度も切り替えることになります。

同じ作業をまとめて行う方が、準備や切り替えの時間を減らせます。

商品が到着しても仕分けしていない

届いたダンボールを開けずに積んでしまうと、作業量を把握できません。

すぐ出品できる商品、検品が必要な商品、返品や問い合わせが必要な商品を分けるだけでも、次に行う作業が明確になります。

出品作業にかかる時間を短く見積もっている

中古商品の検品や撮影、大型商品の梱包などは、新品小型商品より時間がかかります。

すべての商品を同じ時間で処理できる前提にすると、予定が崩れやすくなります。

出品作業をためない7つの仕組み

1.仕入れた時点で商品情報を記録する

商品が到着してから購入履歴やレシートを探すと、出品作業が止まります。

仕入れ時点で、最低限次の情報を記録してください。

  • 商品名またはASIN
  • 仕入れ先
  • 仕入れ日
  • 仕入れ価格
  • 数量
  • 想定販売価格
  • 新品・中古などの商品状態
  • 返品期限

特に複数店舗や複数サイトから仕入れる場合は、商品と仕入れ情報の対応が分かる状態にしておくことが重要です。

2.到着した日に3つへ仕分けする

商品が届いたら、次の3つに分けます。

  1. すぐに出品できる商品
  2. 検品・撮影・清掃が必要な商品
  3. 破損・不足・出品規制などの問題がある商品

問題のない商品と、確認が必要な商品を同じ場所へ置かないようにします。

一つの商品で作業が止まっても、ほかの商品まで出品できなくなる状態を防げます。

3.作業中の商品を置く場所を限定する

未出品商品を置ける棚やスペースの上限を決めます。

その場所が埋まったら、新しい仕入れよりも出品を優先するルールにすると、在庫が無制限に増えるのを防げます。

「未出品商品が何個あるか分からない」という状態を作らないことが大切です。

4.商品単位ではなく作業単位でまとめる

次のように同じ工程をまとめます。

  • 検品する時間
  • 商品を撮影する時間
  • 商品登録する時間
  • ラベルを印刷する時間
  • 梱包する時間
  • FBA納品プランを作る時間

新品商品、中古商品、大型商品など、作業内容が近い商品をまとめる方法も有効です。

5.出品日と納品日を予定に入れる

空いた時間に出品しようとすると、仕入れやほかの仕事が優先されやすくなります。

「毎週水曜日は商品登録」「土曜日の午前中はFBA納品」など、出品・納品作業を先に予定へ入れてください。

副業の場合は、長時間を一度に確保するより、平日に検品と登録を行い、休日にまとめて発送する方法もあります。

6.自分用の出品チェックリストを作る

毎回手順を思い出しながら作業すると、時間がかかり、入力漏れも発生しやすくなります。

例えば、次のようなチェックリストを作成します。

  • 商品と仕入れ情報を照合した
  • 出品できる商品か確認した
  • 商品状態と付属品を確認した
  • 必要な写真を撮影した
  • 販売価格と赤字ラインを設定した
  • 商品ラベルを確認した
  • 納品数量を確認した
  • 箱と輸送箱ラベルを確認した

自分が過去に間違えた項目を追加していくと、実務に合ったチェックリストになります。

7.手順を標準化してから外注化を検討する

出品作業が売上拡大のボトルネックになっている場合は、外注化も選択肢になります。

ただし、自分の中で作業手順が決まっていない状態で依頼すると、確認や修正が増える可能性があります。

まずは自分用のチェックリストを作り、そのまま作業マニュアルとして渡せる状態にしてから依頼する方がスムーズです。

実際にあった「仕入れはできるのに出品が進まない」ケース

ある受講生は、仕入れを続ける一方で出品作業が後回しになり、購入した商品の半分以上が未出品の状態になっていました。

本人も「納品しない限り売れない」と気づき、一定期間は仕入れを止め、出品と納品を優先することにしました。

また、別の方は出品・納品にかかる時間を短く見積もっていたため、仕入れへ行く予定まで崩れていました。

そこで、実際にかかった時間を記録し、新品小型、中古、大型商品で作業時間を分けて予定を組み直しました。

仕入れ量を増やす前に、仕入れた商品を販売可能な状態にするところまで一周できる仕組みを作ることが重要です。

未出品商品がすでにたまっている場合の進め方

  1. 未出品商品を一か所へ集める
  2. 商品名、数量、仕入れ価格を一覧にする
  3. 返品期限が近い商品を確認する
  4. すぐ出品できる商品から販売可能にする
  5. 問題がある商品を別に分ける
  6. 未出品が減るまで新規仕入れを制限する

すべてを完璧に整理してから出品しようとすると、作業が止まることがあります。

問題のない商品を先に販売可能にし、確認が必要な商品だけを別タスクとして管理しましょう。

まとめ

せどりの出品作業を効率化するには、単に手を速く動かすだけでは不十分です。

仕入れ時の情報記録、到着後の仕分け、作業のまとめ処理、スケジュール化、チェックリスト化までを一つの流れにする必要があります。

仕入れた商品がたまっているときは、新しい利益商品を探す前に、現在の在庫を販売可能な状態へ進めてください。

仕入れ、出品、販売、資金回収まで一周できるようになると、自分が無理なく扱える仕入れ量も判断しやすくなります。

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