電脳せどりで利益商品を見つけると、次にこんな問題が出てきます。
「これ、何個仕入れればいいんだろう?」
1個なら売れそう。
でも10個あったら全部買うべきなのか。
利益が3,000円取れる商品を10個仕入れれば、見込み利益は3万円です。
数字だけ見ると魅力的ですよね。
ただし、10個全部売れればの話です。
せどりで仕入れ個数を決めるときは、利益額だけではなく、販売数・出品者・価格変動・資金・売り切る期間を考える必要があります。
この記事では、せどり初心者が仕入れ個数を決めるときの考え方を解説します。
利益商品を見つけても全部買う必要はない
初心者の頃は、利益商品を見つけること自体が難しいです。
だから大量に在庫がある商品を見つけると、
「せっかく見つけたから全部買いたい」
と思ってしまいます。
でも、
仕入れ可能個数と、仕入れるべき個数は別です。
ショップに20個在庫があっても、自分が20個売り切れるとは限りません。
同じ商品を複数仕入れる「縦積み」とは?
同じ商品を複数個まとめて仕入れることを、せどりでは「縦積み」と呼ぶことがあります。
縦積みには大きなメリットがあります。
一度リサーチした商品を複数個仕入れられるため、1商品あたりのリサーチ時間を減らせることです。
たとえば1商品3,000円利益が取れて10個売れれば、見込み利益は3万円になります。
一方、外したときのダメージも10倍になります。
縦積みは「利益を増やす方法」であると同時に「判断ミスの影響も増やす方法」です。
仕入れ個数を決める5つの確認ポイント
1.過去にどのくらい売れているか
まず確認したいのは販売数です。
Keepaなどを使い、直近だけでなく一定期間の動きを確認します。
月に何十個も動いている商品と、数か月に1個しか売れていない商品では、仕入れられる個数が違います。
「利益が出る」だけでは足りません。
自分が仕入れた個数を売り切れるだけの需要があるかを確認してください。
2.自分以外の出品者が何人いるか
月に10個売れている商品だから、自分も10個仕入れていい。
これは少し乱暴です。
なぜなら、その10個を自分一人で販売するわけではないからです。
同じ価格帯に出品者が複数いれば、販売は分散します。
さらに、ライバルが大量在庫を持っていれば、自分の商品が売れるまで時間がかかる可能性があります。
販売数だけではなく、
- 出品者数
- 出品者数の増減
- 他セラーの在庫
- Amazon本体の有無
も確認します。
3.何日で売り切る予定なのか
仕入れる前に、売り切る期間を決めてください。
たとえば、
「1か月以内に売り切る」
「遅くても3か月以内」
といったイメージです。
実際のコンサルでも、売れるまで2〜3か月かかりそうな商品について、仕入れを見送る判断をしたケースがあります。
利益が出るとしても、資金が長期間止まることを嫌う判断です。
利益だけではなく、売れるまでの時間にも価格があります。
4.価格が下がっても耐えられるか
大量仕入れで怖いのは値下がりです。
1個なら3,000円の利益が出ていた商品でも、出品者が増えて価格競争が始まれば利益は減ります。
10個持っていたら、その影響を10個分受けます。
特に、
- セール品
- 一時的な品薄商品
- 新商品
- プレミア化している商品
- 再入荷の可能性がある商品
は慎重に見ます。
「今の価格で売れたら利益○円」だけでなく、
価格が10%下がったらどうなるか
まで計算しておくと判断しやすくなります。
5.その商品に資金をいくら使っていいか
初心者ほど重要なのが資金配分です。
仕入れ資金30万円の人が、一商品に20万円使う。
その商品が売れなければ、次の仕入れがかなり難しくなります。
利益商品が見つかったとしても、
一商品へ資金を集中させすぎない
ことが重要です。
初心者はまず「少量→確認→追加」でいい
過去データを見ても判断に迷うなら、最初から大量に仕入れる必要はありません。
僕なら初心者には、
少量仕入れる → 実際に売れる → 追加で仕入れる
という流れをおすすめします。
もちろん、追加仕入れできない商品もあります。
でも、最初から大量在庫を抱えて失敗するより、まず販売経験を作る方が重要な時期があります。
「価格が戻るまで待つ商品」の縦積みには注意
実際の相談では、セールなどでAmazon価格が下がっていて、
「以前の価格まで戻れば利益が出る」
という商品について仕入れ判断を聞かれることがあります。
こうした商品は、価格が戻れば大きな利益になる可能性があります。
一方で、
いつ価格が戻るか分からない
という問題があります。
こうした商品を大量に仕入れると、資金が長期間拘束されます。
寝かせる仕入れ自体が悪いわけではありません。
ただし、寝かせるなら、
- 何個持つのか
- いつまで待つのか
- 価格が戻らなかったらいくらで売るのか
- その間の資金繰りは大丈夫か
を決めておく必要があります。
仕入れ個数の簡単な考え方
仕入れ個数を考えるときは、次の順番で確認してください。
- 直近の販売数を見る
- 同価格帯の出品者を見る
- 価格推移を見る
- 何日で売り切るか決める
- その商品へ使える資金を決める
たとえば月20個程度動いているように見えても、同じ価格帯の出品者が多いなら、自分に回ってくる販売数は少なくなる可能性があります。
そこで初心者なら、最初は少なめに仕入れます。
実際に売れたら、その商品・メーカー・シリーズを横展開していけばいいのです。
大量仕入れする前のチェックリスト
- 過去の販売実績があるか
- 最近も売れているか
- 出品者が急増していないか
- Amazon本体が販売していないか
- ライバル在庫が多すぎないか
- 今の価格が一時的な高値ではないか
- 再入荷・再販の可能性はないか
- 売り切るまでの期間を決めたか
- 値下がりしても赤字にならないか
- 仕入れ後も次の仕入れ資金が残るか
一つでも不安な項目があるなら、個数を減らす選択肢を持ってください。
「買えるだけ買う」から「売れる分だけ買う」へ
仕入れが上手くなってくると、利益商品を見つけられる数も増えます。
すると次に必要になるのは、
仕入れない判断
です。
20個買える。
でも3個にしておく。
50万円仕入れられる。
でも30万円までにしておく。
こうした判断ができるようになると、在庫と資金のコントロールがしやすくなります。
まとめ
せどりの仕入れ個数に「必ず○個」という正解はありません。
商品によって販売数もライバルも価格変動も違うからです。
大切なのは、
利益額ではなく「その個数を何日で売り切れるか」から逆算すること。
初心者のうちは、利益商品を見つけたら全部買うのではなく、少量から販売実績を作る方法も有効です。
もし「この商品は何個仕入れていいのか」「縦積みして大丈夫か判断できない」という場合は、LINEから相談してください。
自分で販売数・価格・在庫を見て仕入れ判断できるようになりたい方は、電脳せどり6か月実践コンサルの詳細もご覧ください。
